KHギャラリー芦屋は、コシノヒロコのアート作品を静謐な雰囲気のなかでじっくりとご鑑賞いただける美術館のようなギャラリーです。
安藤忠雄氏の設計による力強い空間の中で、コンクリート打ち放しの壁面と絵画のコントラストが、自然光の演出によって時間と共に移ろって行きます。
また、大きな窓から垣間見る豊かな自然は、週末には必ずこの地に戻り制作に励むコシノヒロコの創作活動の源泉でもあります。
なお、当館は予約制で公開しております。
毎週水曜日休館、その他イベントや悪天候などにより臨時休館する場合もありますのでご了承ください。
このたびKHギャラリー芦屋では新型コロナウイルスの感染拡大防止を考慮し、2月7日(日)まで臨時休館とさせていただきます。
2月8日(月)以降のご予約に関しましては、2月5日(金)から受付の開始を予定しております。
なお、引き続き感染拡大防止の観点から臨時休館を延長する場合もございますことを、あらかじめご了承ください。
ご理解、ご協力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
※ 本日までにすでにご予約をされているお客様は、感染拡大の防止にご協力を頂いた上、ご指定日時にお越しください。
KHギャラリー芦屋は下記の日程で休館とさせていただきます。
2020年12月26日(土)から 2021年1月22日(金)まで
新年は1月23日(土)より開館いたします。
なお、ご予約の受付は1月8日(金)より開始いたします。
近年インスタグラムの投稿でポピュラーになった、スクエア(正方形)の構図。コシノは絵画を本格的に描き始めた10年以上前から、スクエアのキャンバスを好んで使用していました。本展ではコシノが描いたスクエアの絵画に注目します。120センチメートル四方の作品群には、コシノの代表的な抽象画が豊富にあります。絵の具が流れる偶然性を生かし、時にはひっくり返して新しい構図を発見する。天と地の縛りから解放されることで得た壮大なスケールが特徴です。
70センチメートル四方の画面に描かれた抽象画には、コラージュや繊細な描き込みによる優しい世界が広がります。またこの連作は格子状、横並び、ランダムと配置方法によって印象ががらりと変わります。そしてユーモラスな人物が動き回る具象画は、背景が限定されないスクエアの画面に大胆に人物が配置され、ダイナミックさが際立っています。スクエアの絵画には、四方から描くことができる自由さや、天地が限定されない分、自分でバランスを見極める面白さがあります。また無限に展示レイアウトを変えられる柔軟さも魅力です。コシノ独自の美的感覚と絵画空間の探求をお楽しみください。
KHギャラリー芦屋ではこのたび「コシノヒロコ アートが彩る旋律」を開催します。さまざまな色彩やモチーフ、かたちを自在に操るコシノの作品世界は、他分野との協働へと広がっています。特に近年はクラシック音楽から多大なインスピレーションを受け、アートやファッションにもその影響が表れています。本展では2020年春夏東京コレクションでの洋服制作において発想の源となった、音楽や楽器をテーマにした絵画作品や、カラフルな連作を披露します。
KHギャラリー芦屋ではこのたび「
展示作家(敬称略)
宇野亞喜良(イラストレーター)
カジ・ギャスディン(画家)
金子國義(画家)
中林忠良(銅版画家)
納冨晋(陶芸家)
原雅夫(スタイル画家)
コシノヒロコ《WORK #386》スタイル画
金子國義《猛獣使い》油彩/キャンバス
KHギャラリー芦屋では、このたび展覧会「コシノヒロコ-The Harmony-」を開催します。
視覚だけではなく、聴覚をはじめすべての感覚と環境が調和した世界を目指すコシノ。
ヒロココシノの2019年秋冬コレクションでは即興的なピアノの生演奏とファッションの競演を果たすなど、コシノにとって音楽はますます重要な要素となっています。本展では音楽からインスピレーションを得た絵画や、音を感じさせる絵画を中心に、活躍の舞台を広げるコシノの表現を紹介します。
クラシックの巨匠、ショパンの調べを聴きながら描いた絵画作品では、のびのびとした線描が走り、豊かなイマジネーションを感じさせます。また邦楽、長唄三味線の世界では杵勝会に所属し、名取の腕前を持つコシノ。今年4月に歌舞伎座で開催された長唄杵勝会の全国大会では「抄曲集」の舞台背景画を担当しました。本展ではその原画となった新作墨絵を、KHギャラリー芦屋で初公開します。和と洋、音楽と絵画、そして建築の美、あらゆる感覚が交差して奏でられるハーモニー。自然に囲まれた芦屋の地でコシノの絵画に出会い、見る人それぞれの心の中に生まれる音楽に、そっと耳を傾けてください。
コシノヒロコ《 WORK #1782 》
コシノヒロコ《 WORK #2017 》